秋の気配
京都府南丹市、美山のかやぶきの里へ行って来ました。
青い杉の木立に囲まれた集落にも、秋の気配が感じられました。
少し前まで蕎麦の花で真っ白だったろう畑も、今はすっかり刈り取られていました。
昔ながらの赤い円柱形のポストが村の玄関に。
まるで出迎えてくれてるようで嬉しく思えたりして。
雲の多いお天気だったのに、どんどん晴れだして、いつの間にやら青空。
かやぶきの屋根とススキ。
文句なく日本の秋の風景。
お地蔵さまも村の玄関に。
これまたホッ。
秋桜も終盤。
それでも秋の日差しを浴びてイキイキと背を伸ばしていました。
どちらへお出かけですか?
用水路にかけてある板にさえ心引かれてしまいます。
村にあるすべてのもが大切にされているのが、要所要所から伝わってきます。
この村の心地よさは、そんなところにあるのかもしれません。
カメラよりスケッチブック片手に散策する方がお似合いの場所かもしれません。
雲の合間から射す光が、帯のように山を照らしていました。
<2012.10.31>
by machizuki09
| 2012-11-01 21:22
| 美山の里