祇園祭 - 御輿洗式
四条大橋に移動しましたが、もうたくさんの方が詰め掛けていました。
京都に生まれ育って長いですが、こういう行事を見に来たのは初めてです。
なので時間配分もわからず、行き当たりばったり。
どれだけ待つのか??
立ちっぱなしで足が疲れたことを除けば、日も落ちて川風も吹いており、思いの外快適でした。
(ただし、日が沈むと街灯にわんさと虫が寄ってきて、うっかりしていると口にまで入ってくるので、
虫嫌いな方は要注意です)
大橋の中ほど、両側に竹が立てられ、縄が張られていました。
結界です。
私は行ってませんが、午前中、ここから中御座を清める神水を汲む神事が行なわれました。
八坂神社で点けられた大松明が、「ホイット!ホイット!」の掛け声と共に、
中御座の行路を清めるためにやって来ました。
四条大橋の中ほどでUターン
大松明が高く掲げられると「まわせー!まわせー!」の掛け声で、大松明を二転、三転と回転させます。
赤い火の粉が降り注ぎます。
「若」の法被姿
なかなか勇ましく頼もしいです。
初めの大松明は八坂神社に戻りますが、このあと日がとっぷり暮れた頃、
いよいよ大松明に先導されて、御輿がやってきました。
「まわせー!まわせー!」の掛け声で、御輿は一段と高く担がれ、橋の真ん中で何度も旋回します。
この間、交通は全面通行止と片側通行を繰り返しますが、
鴨川の水で御輿を清める神事は北側でされるため、南側に居た私は、ほどんど何も見えませんでした。
情報収集不足です。(南側にたくさんの人が居ましたが、そういうことだったのですね)
綺麗な装飾品に目を奪われる祇園祭ですが、毎回見て感じることは、
動かしているのは「町衆の熱い思い」ということですね。
by machizuki09
| 2010-07-11 15:17
| 祇園祭/祭り/行事