百日紅 2 - 京都御苑
あまりの暑さに、大文字の送り火もTV中継で済ませてしまいました。
子供の頃から、この行事が終わると、夏休みももう終わり、という気になります。
あれほど喧しかったクマゼミの鳴き声も、今朝はずいぶんおとなしくなりました。
そろそろツクツクボウシが鳴き始める頃でしょうか。
写真で大文字山の所々が、茶色くなっているのがご覧いただけますか?
これはナラの木が大量に枯死したことで「紅葉」してるのだそうです。
原因はカシノナガキクイムシという虫が、樹木に穴を開けて病原菌を持ち込み、
水分を吸い上げるのを阻害してるためだそうで、猛暑と雨不足も加わって一機に広がったようです。
青々としていた大文字が、アッと言う間に変色したので、
何事かと思っていたのですが、こういう事情だったようです。
なので、送り火の時は松の割り木を2割ほど減らし、飛び火に備えられたようでした。
TV中継で見る限り、いつもと変わらず、厳かで美しい送り火でしたが、色々とご苦労があるのですね。
きょうはまたいつもと変わない大文字。 御苑の椋の木の下から。
芝生の手入れって、今頃するものなんですね。
あちこちの芝生で、草刈り機が音を立てていました。
本当はここも立ち入り禁止だったのかも…
百日紅が綺麗だったので、ちょっとだけ…。
きょうも関西は炎天。
肌を突き刺すような日差しにクラクラッ…と。
それにしても、百日紅ってほんとに強い花ですね。
九条池に架かる高倉橋から厳島神社を。
ここでも百日紅が綺麗に咲いていました。
ときおり吹く風に、はらはらと舞う花びらも美しく。
by machizuki09
| 2010-08-18 20:26
| 京都御苑