睡蓮とか青葉とか - 天授庵(南禅寺塔頭)
天授庵は何度か足を運んでいるので、すっかり判った気になっていましたが、
季節がほんの少し動くだけで、見えてくる色もガラリと変わって、同じものなんて二つと無いんですね。
そう判ると四季だけでなく、もっと細かく見てみたと欲が出たりして…。
本堂前庭の枯山水
ちょうど今は植木の手入れをする時期なのでしょうか、職人さん達が忙しそうに働いておられました。
そよっとでも風が吹けばいいものを、この日も無風状態で相当な蒸し暑さ。
庭の隅に置かれた2リットルのペットボトルのお茶も、すぐに無くなるのでしょうね。
東庭から書院がある南庭へ通じる小路
「緑色」とは一言で片付けられない程の豊かな色彩です。
小さな池ですが、白い睡蓮が咲いていました。
なんとも言えず、清楚な雰囲気です。
池面に映る木々ですが、じっと見ていると吸い込まれそうになります。
どこの鯉も人を見ると寄ってくるんですね。
エサがもらえないとわかると、スイッと方向を変えましたが、こちらに寄って来た時は、
あきらかに私と目が合っていました。魚に見つめられるのは初めてです。^^;
庵のあちこちに桔梗も花を付けていました。
すっと伸びる立ち姿が美しい花ですね。
最近 気がつけば前かがみになってる自分。
見習わないといけません。
<おしらせ>
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広告が無いのが魅力のひとつだっただけに残念です。
無料だから仕方ないのかもしれませんが…。
by machizuki09
| 2010-06-30 20:47
| 天授庵(南禅寺塔頭)