紫陽花 - 一言寺(金剛王院)
伏見醍醐にある一言寺
寺伝によると高倉天皇の中宮、建礼門院徳子(平家滅亡の後は大原の寂光院で過ごした)に仕えた
阿波内侍が、この地に一言寺を建立したと伝えられています。
本尊の千手観音菩薩に一心に祈れば、一言だけなら願いごとが叶うということから、
一言寺の名前がついたそうです。
この日も暑い一日
バスを降りて寺へ上がる短い階段も、長いなぁと感じられました。
杖をついた老人に励まされるように境内へ
嬉しいことに目にも鮮やかな紫陽花が飛び込んできました。
紫陽花と竹林に囲まれた一言寺
近くの高校生でしょうか、裏庭で楽しそうにデート中 ^^
何気ない日常と溶け合ってるお寺を見ると、なにかホッとするものがあります。
紫陽花って雨が好きなのかと思ってましたが、日が当たる方が好きなようですね。
びんずるさんも紫陽花の中
体の悪いところを撫でると治して下さるそうですよ。
私もなでなでしておきました。^^
土地が不慣れなもので、ここへ来るとき、二人の方に一言寺の場所を聞きました。
するとなぜか二人とも、ひとこと目が「お寺ですか?」と聞き返すのです。
お寺のほかに、一言寺という苗字のお家でもあるのかしら?と不思議に思っていたのですが、
家に帰ってから合点がいきました。
お寺を訪ねるとき、何気に私が「一言寺さん」と「さん」付けをしてたからなんですねぇ。
だから「お寺ですか?」と念を押されたのでしょう。
清水寺は清水さん
八坂神社は八坂さん
さん付けする理由って、やっぱり親しみがあるかどうかで決まるのでしょうかねぇ。。。
<2010.6.17>
by machizuki09
| 2010-06-22 20:56
| 一言寺