新緑 - 高桐院
八重桜があちこちで咲いてるようですが、こ新緑も目に爽やかな季節になってきました。
昨日は秋に素晴らしい紅葉を見せてくれた、高桐院を尋ねてみました。
門を入って唐門までの参道は、透明感のあるモミジと美しい苔が広がっていました。
最近 着物姿の方を多く見るようになりました。
着物で京都を散策…
京都人の私には一生無いことかもしれません。
一度だけでも京都を旅気分で楽しんでみたいものです。
ぼやぼやと日々を過ごしながら、一日一日が飛ぶように過ぎると嘆く私。
無駄に過ごしてはいけないと思いつつ、どうしていいのか分からない。。。
つくばいというのは、お茶室に入る前に、手水を使って心身を清めるものだそうで、
はいつくばるようにして、身を低くして清めたことから付いた名前だそうです。
このつくばいは加藤清正が朝鮮王城羅生門の礎石を持ち帰り、細川三斎公に贈ったもので、
三斎公は灯篭と一緒に、熊本、江戸間の参勤交代には持って歩いたそうです。
灯篭といい、つくばいといい、これを運ばされる人も大変だったでしょうね。
右の写真は止め石と呼ばれるもので、茶会などが催されてる場合「この先には行かないように」という
案内の役目をしてるものだそうです。
ついついこうやって、額を作って庭を見てしまいます。
でも何度来て見ても、背筋が伸びるようなお庭です。
by machizuki09
| 2010-04-19 16:07
| 高桐院